ガスふろ給湯器リモコン設定で水道料金の悩み解消!エネルックの使用量見える化が予想以上の節約効果を発揮!
実家を二世帯住宅にリフォームして、住まいが広くなりました。
それに比例して光熱費の水道料金も上がりました。
少ない給料でのやりくりの中で、私としては納得のいかない上がり方。
何とか下がらないものかと試行錯誤して、結果約7000円(2か月分)下げる事ができました。
その下げ幅に大きく貢献したのがお風呂・洗濯の節水したガスふろ給湯器リモコンです。
エネルック機能等はあるが、使っていない、面倒で設定していない方はいらっしゃるかと思います。
この記事が同じような境遇の方に少しでも参考になれば嬉しく思います。
- 光熱費の水道料金が気になる
- なぜ水道料金が高くなったのか
- 大前提を踏まえてひとつずつ対策
- 一番重要なお風呂は洗濯とワンセットで重点的に対策する
- ガスふろ給湯器リモコンの機能を使いこなして節水対策をする
- 節水の効果
- まとめ
光熱費の水道料金が気になる
実家を二世帯住宅にリフォームして両親と同居しています。
よろしければご覧ください。
新しい家の暮らしで1つ気になる事は、固定費の光熱費が高くなった事。
より大きな家に住むと光熱費は高くなるとは聞きます。
以前は2DKハイツ暮らしだったので、そうなる事は避けられない。
いざ、金額を見るとビックリするくらい高い。
仕方ないとはいえ、気になる。
そのひとつ水道料金。
リフォーム直後なので、設備はほぼ節水仕様になっているはず。
以前のハイツ暮らしと一体何が違うのか…
なぜ水道料金が高くなったのか
家での水を使用するケースは…
- 料理
- 食器洗い
- トイレ
- お風呂
- 洗濯
ザッと考えて、この5つ。
水道料金が上がった主な原因…すぐ思い当たるのは、お風呂。
お風呂の浴槽が大きくなった事や子供が大きくなって長シャワーを使うようになった事。
これはすぐに思い当たりますが、とりあえずひとつずつ対策をしていき、何とか水道料金を抑えたいと思います。
大前提を踏まえてひとつずつ対策
原因を挙げたところで、大前提を決めておきたいと思います。
それは、節水するにあたり家族に口うるさく言わない事。
これは家族間がギスギスしていったり、あまり節約節約と言って堅苦しい生活にならないためです。
では始めたいと思います。
料理
これは仕方ないところがあります。
極端な話、鍋をするのに節水で出汁を少なくするような事はできません。
随分な事をしない限り、対策は不要と思われます。
食器洗い
我が家はリフォームしたてですので、食洗機を設置しています。
なぜ食洗機を設置したかというと、家事の労力軽減と節水です。
ですからもともと節水対策はされているのですが、ここで落とし穴。
食器洗い器に食器を入れる際、下洗いが必要なのですが、この時にどれだけ水を使うか…です。
私が食器を洗う時にはあらかじめ洗い桶に貯めて、その中で下洗いしますが、嫁さんは水を出しっぱなしにする事がちょくちょくあります。
ここは自分が積極的に食器洗いをして、下洗い時は洗い桶で洗う姿を見せていこうと思います。
トイレ
トイレの水についても節水トイレなので何も対策せずともいいやと思いきや、自動水洗で設定が大の水量となっています。
小をしても一定の時間が時間がたつと自動で大の水量で水洗されます。
子供はお構いなしで、常に大での自動水洗に任せているよう。
これはいかんと、自動を手動に切り替えました。
あとは1番の問題、お風呂と洗濯です。
これはワンセットで考えたい。
一番重要なお風呂は洗濯とワンセットで重点的に対策する
なぜお風呂が別に重要かと言うと、圧倒的な量を使うこととシャワーの使用量が分かりづらいこと。
この2つの問題があるため、節水対策として特に重きを置くことが必要だと思います。
また、お風呂の節水対策としての最大のポイントは、
洗濯は必ずお風呂の残り湯を使用する事。
すすぎは残り湯でなく水道水を使用するので衛生面でも問題ありません。
お風呂と洗濯をワンセットで考えると効率的に節水できると思います。
これらを踏まえ原因を考えていきます。
浴槽が大きくなった
節水のお風呂になっていますが、それでも前のハイツよりも水を使います。
リフォームした新しい浴槽には、70%の湯量で190ℓです。
ハイツの浴槽湯量は、おそらく150ℓ程度であったと思います。
差し引き単純に約40ℓを毎日多く使用している事になります。
長シャワー(特に子供)
子供も大きくなって、必要以上にシャワーを長時間使うようになった。
これは、簡単に節水と言って注意してもなかなか聞いてくれませんし、
こちらとしても付きっきりで見ていないので、節水しているかどうか分かりません。
この2つの問題をまとめて対策できるのが、
ガスふろ給湯器リモコンを使いこなす事です。
ガスふろ給湯器リモコンの機能を使いこなして節水対策をする
我が家の給湯器はノーリツの自動湯沸かし器。
この機能を使いこなすだけで節約できます。
浴槽湯量の調整をする
我が家はもちろん残り湯を使って洗濯するのですが、洗濯で使用する残り湯を基準にして浴槽湯量を設定しています。
子供の部活や私の作業着等の汚れ物もあるので、毎日基本2回は洗濯機を回します。
その使用量を基準にしていますので、極力無駄がない湯量にしています。
もっともジャストにはなかなかいかず、少しお湯が残ったりもする日があったりしますが…
ここはあまり神経質になると、ひもじい感が出てしまうのでバランス良く湯量の設定をしましょう。
リフォーム直後は、最低の湯量でも我が家としては多かったので、メーカーに来てもらって湯量基準を変更してもらい、洗濯も加味した湯量に設定してもらいました。
毎日の事なので、メーカーを呼んででも、ここはマメに厳しくいきたい。
エネルック
エネルックという機能があり、ガス、お湯の使用量がグラフとして目で確認できる機能です。
ガス・水道の単価と1か月の目標を設定すると自動で見える化してグラフ表示してくれます。
具体的に1日の使用量と1か月の目標値に対してどの程度の達成値なのかが一目で分かるというもの。
設定としては、
①水道の単価
水道料金請求書の単価を入力しています。
②水道の1か月の使用量目標値
東京都水道局のデータを参考にして、この数値の5掛けを入力して辛めの目標値としています。
※5掛けにしているのは、エネルックの使用水道量はトイレなど給湯器を介していない水が含まれているためです。
水道の1か月の使用量は、東京都水道局のデータを元に数値を設定しています。
《世帯人員別の1カ月あたりの平均使用水量》
世帯1人:8.2m³
世帯2人:15.9m³
世帯3人:20.4m³
世帯4人:24.3m³
世帯5人:28.5m³
6人以上:33.9m³
我が家の場合、このグラフをみんなで確認して、このラインを超えると使いすぎになると理解しあっています。
特に子供には曖昧にガミガミ言わず、このグラフを理解させてラインを超えないよう節水に努めさせています。
子供も目で見えるため、ゲームに似た感覚で取り組んでいるようです。
仮にオーバーしても抑止力になっていますので、効果は確実に表れます。
この機能は、少し手間でわずらわしくても、設定するだけで毎日効果が表れます。
節約として大きな価値があります。
節水の効果
我が家はこの機能で、引越し当時の水道料金から約7000円(2か月分)は安くなりました。
ひとつひとつ対策した結果が表われました。
その中でも、お風呂・洗濯対策が大きく貢献していると思います。
今後これを毎月継続していきたいと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
光熱費の節約は地道で泥臭い事をしないと結果が出ません。
が、お風呂・洗濯の節水についてはガスふろ給湯器リモコンを使いこなして、浴槽湯量の設定、エネルックの設定をする事で、比較的簡単に結果が出ます。
エネルック機能が付いているガスふろ給湯器リモコンがあるご家庭は、ぜひ設定をオススメします。
設定は多少面倒ではありますが、
逆に言えば、1度設定してしまえば半永久的に使用状況を表示してくれます。
水を使うのは毎日の事なので本当バカになりません。
節水は節約はもちろんですが、環境に対しても貢献している感じがして充実感も味わえますよ。