ぐうたら中年、節約に勤しむ

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子持ち40代後半のしがないサラリーマン中年。日々の細々した節約や自宅リフォーム、不用品処分など節約活動を綴っていきます。

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新築にするか、リフォームして二世帯住宅にするか

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子供も大きくなり、ハイツが手狭になってきました。

いずれは考えないといけないと思っていた、マイホーム問題。

ちなみに実家は、そこそこ広さがあり、両親の生活スペースを除いても、わが家族が住むスペースは確保できます。

そう、要するには、家を買うのか、リフォームして実家を2世帯住宅にするのか、人生の重大な2択が迫ってきたのです。

色々と悩み、思案した結果、リフォームして両親と同居の2世帯住宅にしました。

 

この選択に至った経緯を、同じような境遇の方の参考になればと思い、備忘録も兼ねて記録したいと思います。

 

  

1.我が家の環境について

まず始めに、どういった環境下にいるかというと・・・

結婚15年目、子供は中学生1人の3人家族。

2DKのハイツ暮らしであるが、子供が思春期を迎えるにあたり、子供部屋を設けたい。

 

ご先祖様からの引き継がせてもらっている実家があり、両親は健在。

築35年の実家は、1階には両親が住んでおり、2階は使用していない。

両親がいなくなる将来には、実家に戻る等、管理しないといけない。

貯蓄はというと、このブログでもご紹介している通り、収入は多くないですが、節約に徹しているため、ある程度はあるといった状況。

 

 

2.どういう選択があるのか

子供が大きくなって手狭になったというのが、主な理由ですので、子供部屋が確保できる3LDKが希望の広さの目安です。

そこから導き出せる選択肢は…

①新築

土地建物を購入して、新しい生活をする。

  メリット

  • 全て、新しい生活を楽しめる。
  • 両親と同居しないので、気を使わずハイツと同程度の精神状態で生活できる。

 デメリット

  • もう50代になろうとしているのに、莫大な金額のローンを組まないといけない。
  • 子供の通学校区が変わらないようにしてあげたいので、現住所の近郊を探さないといけない。
  • 二世帯住宅にできたのにと、後悔する念にかられる可能性がある。
  • 両親がいなくなった時には、実家と新築家屋の両方の面倒を見ないといけない。売却は、その時には住み慣れてしまっているので、我が家族からは猛反対を受けると思われます。
  • ※なお、中古戸建て住宅の購入の提案は、家族には通らないため考えていません。

 

②中古マンション購入

子供部屋が確保できるだけの広さのマンションを購入する。

  メリット

  • 新築同様、気を使わない生活が楽しめる。
  • 両親がいなくなる将来には、売却が容易である。
  • ローンを背負う事になるが、売却費でまかなう事ができる。

 デメリット

  • 中古なので、全て新しくはない。
  • ①の新築と同様、現住所の近郊を探す必要がある。
  • 両親がいなくなる将来には、売却後、実家に移り住む事になるのですが、そうなると、2回引越しをする事になる。

  

③マンション賃貸

子供部屋が確保できるだけの広さのマンションを賃貸する。

  メリット

  • 気を使わない生活が楽しめる。
  • 両親がいなくなる将来には、引き払いが容易である。
  • ローンを背負わない。

 デメリット

  • ②と同様で、現住所の近郊を探す必要がある事と、2回引越しする必要がある。
  •  ローンを背負わない代わりに、ハイツよりも割高な家賃を支払う必要があり、ローンと違ってお金を払っても自分所有の家にならない。

 

④実家を二世帯住宅にリフォーム

使用していない2階は、子供部屋を確保できる3LDK相当の広さがあります。

そこで、2階をリフォームして、実家を二世帯住宅にして、両親と同居する。

  メリット

  • 使用していない2階を使用する事になるので、有効活用できる。
  • 新築するより、費用を低額に抑える事ができる。
  • 実家は今住んでいるハイツに近いため、子供の校区を気にしなくて良い。

 デメリット

  • 両親と同居するので、ストレスは必ず発生する。
  • 嫁は基本的に賛成ではないので、同意がいる。
  • 生活している中で、世帯間で衝突等折り合いがつかなくなってしまった場合、最悪のケースで出て行かないといけないといったリスクがある。
  • 両親がいなくなった近い将来、一世帯分のスペースを使用しなくなる可能性がある。

 

以上が今考えられる選択肢です。

 

 

3.選択肢を吟味して結論を出す

①自分の基本的な考えを振り返ってみる

選択肢から結論を出す前に、家は負債であるという事を頭に入れておかないと。

お金をかけても、お金を生まない、贅沢なもの。車と同様、概ね購入してすぐに価値が下がっていき、メンテナンス・税金等費用も莫大です。

自分としては、家に身の丈以上の大金をかけるのは納得し難い。

とはいえ、何のために節約してきたのかというと、この一大イベントのためと言っても過言ではありません。

なので、基本ベースは家は負債であるという事を頭に叩き込んでおこうと思います。

 

②選択肢を吟味していく

まず、『新築』は、同居しないので、ストレスはかからないですが、ローンの支払いや、近い将来の実家と新築家屋の両方の面倒をみないといけないというのは、あまりにもマイナス面が大きすぎるので、選択できません。

『中古マンションの購入』は、デメリットで挙げたことは解決できそうですが、実家の2階を遊ばせたままで不動産を購入するという非効率な事が頭から拭い去ることができません。

残る『マンション賃貸』と『実家を二世帯住宅にリフォーム』からの選択になるのですが・・・

 

③結果、どうするか

家は負債であるという基本的な考えを元に、

実家の2階を有効活用したい、実家2階を使用していないのにもかかわらず、今以上のマンション賃料を支払う疑問から、④の二世帯住宅にリフォームを選択する事に決めました。

 

また、デメリットを次のように解決できたというのも、決め手となりました。

✔︎ 両親との同居ストレスを少なくするため、完全分離の二世帯住宅にリフォームする。

✔︎ 両親との同居にあたり、事前にルールを決める。

✔︎ 両親と同居する感触をつかむため仮同居を2週間し、この感じなら無理ではないと嫁からOKをもらった。

✔︎ 両親がいなくなった際に残る一世帯分スペースを結婚しない宣言をしている妹に住んでもらう。

 

 

 4.まとめ

こうして、これからの人生を左右する一大イベント、我が家のマイホーム問題は、実家をリフォームし二世帯住宅にして同居する事に決定したのです。

振り返ってみると、我が家のマイホーム問題は、必要な条件に対して、どのような可能性があるのかを整理して、問題があれば解決できるかどうかを考えて、取捨選択していく事で、家族みんなが納得できたように思います。

本当に、こればっかりは家族みんなが納得しないと進める事ができませんからね。

 

次回は、どうやって二世帯住宅リフォームを進めていったのかを記事にしたいと思います。