ぐうたら中年、節約に勤しむ

ぐうたら中年、節約に勤しむ

子持ち40代後半のしがないサラリーマン中年。日々の細々した節約や自宅リフォーム、不用品処分など節約活動を綴っていきます。

ぐうたらオヤジ弁当とは
二世帯住宅へリフォーム
冷蔵庫
エアコン

約10ヶ月経過、やっぱり節約視点重視の二世帯リフォームがおすすめな理由

f:id:sue-hirogari:20201213110556j:image

二世帯住宅リフォームして、引越した4月からなので約10ヶ月。

ここで、少し振り返りたいと思います。

結論としては、節約視点から二世帯住宅にリフォームして良かった、

親世帯、子世帯(私家族)共、総じて良かったという感想です。

二世帯住宅リフォームはしたが、実際同居してみてどうなのか…

約10か月同居生活しての感想をまとめたいと思います。

二世帯住宅へリフォームを迷っておられる方の手助けになれば、うれしいです。

 

 

 

 

以前記事にしたリフォーム記事 

kazokusetuyaku.hatenablog.com

間取り等はこの記事のようになったのですが、そこに住む親世帯・子世帯を説明していきたいと思います。

 

 

二世帯同居の家族について

遅ればせながら同居している親世帯・子世帯の詳細を記載します。

この内容を踏まえてご覧いただくと読みやすいかと思います。

 

親世代

父親

  • 昭和19年生まれの76歳
  • 気難しい
  • 昔から気が合わない

母親

  • 昭和25年生まれの70歳
  • 子供の頃から味方でいてくれる
  • 現状は、実質の大黒柱

 

《関係性》

昔から父親とは上手くいってはいない。

長男だからといって、事あるごとに目の敵にされる。

弟妹とは完全に扱いが違う。

殴りあいにはならないが、度々衝突する。極力喋らないようにしているような間柄。

…悪口はいくらでも出てきます…

 

ここからも分かるように、私は父親とは決して仲が良いとは言えません

 

ただ、こうは言っても親は親です。

年齢も年齢なので、近い将来も見据えてというのが本心ではあります。

母親は年齢もあるため同居には賛成。

父親は子世帯と同居して、いったいどうなるかはトラブルメーカーであるのにも関わらず自覚がないので何も分かっていません。

 

子世帯

嫁さん

私の親と同居するので、当然アパート生活より気を使う事になる。

こういった環境になる事が分かっているため、基本的に反対でした。

ですが、理解したいという姿勢はありました。

両親と同居する感触をつかむための2週間の仮同居も嫁さんが提案し、この感じなら無理ではないとOKを出しました。

あと、無欲なのかな。

居住環境についてもあまり欲がないので、便利な生活と気を使う生活を天秤にかけて…とかそういう考えにも至らない。

 

子供

爺ちゃん婆ちゃん私の妹と、一緒に住めるので大賛成(そりゃそうだ)。

自分の部屋ができて、アパートの事を思えば広々眠れるし、良い事づくし。

 

 

以前記事の二世帯住宅にリフォームした際のデメリットは、デメリットになったか?

ここから本題です。

以前の記事で記載した考えられるデメリット は以下のとおりです。

両親と同居するので、ストレスは必ず発生する。
嫁さんは基本的に賛成ではない。
生活している中で、世帯間で衝突等折り合いがつかなくなってしまった場合、最悪のケースで出て行かないといけないといったリスクがある。
両親がいなくなった近い将来、一世帯分のスペースを使用しなくなる可能性がある。

 

では、これらが今現在本当にデメリットになっているのか検証していきたいと思います。

 

①両親と同居するので、ストレスは必ず発生する。

これについては、半年以上経過して、ストレスは少なからずあります。

やはり父親関係かな。

でもこれは同居していない時もあった、というようなレベル。

失敗だったというようなストレスは今のところありません。


②嫁さんは基本的に賛成ではない。

これは現在も嬉しいとかはないようです。

が、アパートよりはかなり広くなったので、その点はのびのび生活しているよう感じます。

私も最低限、気を使ってます。

 

③生活している中で、世帯間で衝突等折り合いがつかなくなってしまった場合、最悪のケースで出て行かないといけないといったリスクがある。

この想定も、今現在はそのような傾向は少しもありません。

この感じだと未来もないと思われます。

やっぱり、両親にしても子世帯と同居するメリットは感じているのかな。

 

④両親がいなくなった近い将来、一世帯分のスペースを使用しなくなる可能性がある。

これはまだ時間が経たないと分かりません。

妹が結婚するかしないかで大分変わってきます。

 

 

考えられるデメリットを約10ヶ月ではあるが、抑えられている理由

考えられることは、やっぱりこの2つです。

POINT
  • 話し合い
  • 設計(間取り、1・2階の部屋配置等)

 

話し合い

リフォームする前に親世帯・子世帯と家族別に段階を経て擦り合わせをしました。

両世帯ともにメリットはあるので、デメリットを消していくイメージで行いました。

私が行ったこととして

  • 同居してから両親とのトラブルが起きそうな事を書き出して、リフォームする前に伝えておく事をしました。
  • 具体的には、両親に本屋やレンタル店等で家族で夜から外出する事もあったり、夜遅くからの入浴等、生活の形態やリズムが違う事を言って釘をさしていました。
  • さらに母親は私の理解者でもあるので、私の心配の種を母親から父親に事前に諭してもらった。
  • 仮同居もおすすめします。どのような生活になるのか感触がおぼろげながら分かります。


設計

この話し合いの中で、トラブルの元になる事の中で、設計で解決する事は解決しました。

完全分離型の二世帯住宅にしたというのがメインなのですが、

生活のリズムが違うので、1階2階上下の部屋の種類を同じにして、生活音でのストレスを無くしました

例えば、1階親世代の寝室の真上2階に子世帯リビングを設置すると、2階の音が気になって親世代が眠れない等トラブルが発生するので、1階リビングの上にはリビングを設置するなど。

さらに細かい例を挙げると、

  • 1階の寝室の近くには2階の浴室を配置しない。子世帯の夜遅くの入浴の音が1階の寝室に聞こえないようにするため。
  • 1階親世帯の寝室の真上2階には、夜めったに出入りしないウォークインクローゼットを設置した。

と、このように 設定しました。

 

 

同居を始めて約10ヶ月、感じたメリット・デメリット

同居を始めて半年以上のメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

 メリット

工事費が安かったので、軽いローンで済んだ

今の世の中は何が起こるか分かりません。

景気が不安定になった場合でも、楽に返済できるくらいのローンになりました。

新築ではこうはいかなかったでしょう。

『家は負債である』

今では、この言葉が頭にあって本当に良かったと思います。

やはりこれが一番今後の人生を左右する重要なメリットではあります。

 

部屋が広くなった

これは当然と言えば当然です。

ウォークインクローゼットやパントリーも設置して収納力が格段にアップ。

子供の部屋もできて、生活用品・服が散乱しなくなりました。

各部屋がスッキリしています。

 

両親が喜んだ

私の両親は、喜んでいるようです。

年齢が高齢となり、不安な面もあったりするようで、子世帯が2階で生活してくれる事で心強いようです。

 

通信費用負担が無くなった

元々、実家にインターネット環境が整っていましたので、その環境に相乗りさせてもらっています。

今までのインターネット接続費用の負担が無くなりました

 

NHK受信料金がいらない

これも、実家がNHKに受信料を支払っているため、支払う必要がなくなりました

 

 

 デメリット

光熱費が高くなった

10か月トータルして、光熱費が高くなったように思います。

アパート暮らしより、部屋が広くなったというのもあり、電気代が高くなった。

浴槽が大きくなったので水道代が高くなった等々。

これは仕方ないみたいです。

これから試行錯誤していきたいと思います。

 

嫁さんのストレス

具体的な事は言わないですが、何かしらストレスはあるのかな?

出勤する時など「行ってきます」、「ただいま」とドア越しですが、言っているようです。

当然と言えば当然かもしれませんが、嫁さんにはストレスは貯めてほしくない。

(矛盾しているか…)

 

先に住んでいた親世代にアドバンテージがあるよう思う

私の場合、子世帯が実家の親世代の家に移り住むので、どうしても新参者⁉︎というのが両親にあり、ルールに従ってもらわないと困るみたいな風潮があります。

これらは事前に相談して消して行ったのですが、どうしても同居してから分かる事もあります。

父の訳の分からないルールに従う必要があったり、

前から1階に置いてあったのにも関わらず、私の所有物を2階に持っていけ等。

 

 

二世帯住宅にリフォームして同居を決心する前に…

上記で説明しました

POINT
  • 話し合い
  • 設計(間取り、1・2階の部屋配置等)

を必ず行います。

そして、約10か月経過した経験から、話し合いの中で、親世代にアドバンテージ的なものを植え付けないようにする事が重要です。

親世代にもきちんとメリットがある事、加えて親世代・子世帯共、フラットな立場であるという事を理解してもらいましょう。

 

 

まとめ

半年以上経過しての感想を、検証&メリット・デメリットでご紹介しました。

事前の話し合いや設計に反映すると、ほぼトラブルなく生活ができるというのが実感です。

我が家の場合は完全分離型なので、特にそう感じるかもしれません。

洗面、浴室を共有する場合は、また各々考えられるトラブルを調べての話し合いや設計に盛り込む事が必要だと思います。

この事さえ上手く調整できれば、あとは魅力あるメリットが多いです。

実家を二世帯住宅にリフォームする事は、節約視点からもオススメします。