お金がないので壁掛けディスプレイケースを節約して自作した
念願で待望のプラモデルが完成しました。
飾りたかったので、ディスプレイケースが欲しかったのですが、いかんせんお金がない。
で、壁掛け棚のディスプレイケースを自作しました。
結果、満足と節約が味わえました。
フィギュアや人形等、小物を単独で飾りたいが、埃が気になる・スペースが無い等、同じ境遇の方の参考になれば、うれしいです。
以前の節約日記で紹介したのですが、アパートに住んでいた時、広い引越し先でディスプレイしたいと思い買っていたプラモデル。
念願の新居へ引越しをして、狭いながらも自分のスペースもできましたので作りました。
過去記事よろしければ、ご覧ください。
ほぼ15年を経て、完成です。
子供の頃に、親に買ってもらえなかった
『宇宙戦艦ヤマト』
このまま飾ったのでは、埃が積もってしまうため、ディスプレイケースが欲しい。
ケース大きさは
縦9㎝×横40cm×高さ15cm
私が持っている、この手のプラモデルやフィギュア系は、沢山あるわけではなく数個あるだけ。
気に入っているのもあって、これ1品だけでディスプレイしたいと思ってます。
また、3段ボックスに入れたりするとボックスのスペースが必要になるので、壁掛棚でのディスプレイケースにしたい。
お金を出すと良い物は沢山ありますが、仕事がヒマで収入が激減しているため、お金がありません。
ま、あっても節約しますが。
安価で希望を満足させるディスプレイケースが欲しいので、ちょっと調査しようと思います。
既製品のディスプレイケースをネットや店頭で調査
100均
サイズ(縦9㎝×横40cm×高さ15cm)が大きいという事もあり、100均には売ってません。
家具店
本棚のような大きなディスプレイボックスはありますが、大きいし金額が高いのはいらない。
ネット
ネットでも色々調べたのですが、高い。
5千円〜数万円…
現状の私のこづかいではとても買えません。
自作を検討します。
やっぱりこうなったか…
自作を検討する
100均材料での製作を検討
これも色々調査しました。
ネットで、額を使ってのディスプレイケース作成が良い感じだったのですが、額縁がケース骨格になります。
1品だけでどこからでも見れるケースにしたいので、額縁が邪魔なのはだめです。
完全自作で検討
何かを代替しての製作がダメとなったので、完全自作しかありません。
ケースは、アクリル板で接着剤使用での製作とします。
壁掛棚は安い板と既製品金具で製作する予定です。
で、壁掛棚にプラモデルを置いてアクリル板ケースをかぶせるというイメージ。
製作
材料購入
材料をネットで購入しようかとも思いましたが、送料がバカにならないため、ネット利用は頭からありません。
ホームセンター・100均で購入する事とします。
サンデーPET(ホームセンター)
アクリル板ってこんなに高いの⁉︎
この大きさのケースを作るのに3000円って…
人件費を考えていないのにケース材料費だけで3000円はありえない。
そこで透明度は劣るがサンデーPETという透明樹脂材に。
約1200円。まあ、仕方ない。
アクリル樹脂用接着剤(ホームセンター)
接着剤も高い…約600円。
100均も考えましたが、上手くケースを接着できるのか疑問もありました。
結果、サンデーPET専用の接着剤にしました。
今後もケースを作る予定はありますので、その時はサンデーPETだけ買えば良いし。
棚用の板(ホームセンター)
棚用の板を約300円で購入。
金具(100均)
三角吊り金具・L字スチール金具・壁面3ピンは100均で購入しました。
紙やすり・マスキングテープ(100均)
この2つは家にあったので購入していませんが、100均で売ってます。
クリアケース作成
①透明樹脂板サンデーPETを切断する
この透明板をカッターで切ります。
天板用 9㎝×40㎝ 1枚
正面板と裏面板 15㎝×40㎝ 2枚
側面板 9㎝×15㎝ 2枚
に切りました。
切断面は荒くなっているので、家にあった紙やすりで滑らかにします。
②マスキングテープで仮止めする
傷防止フィルムを接着予定の範囲のみ切り取る。
外側を先に貼って…
次に内側を貼って固定して仮止め完成。
外側に接着剤を流し込む予定なので、外側マスキングを剥がします。
③接着剤を流し込む
立てて上から下に流すイメージです。
ひと通り接着剤を流し込んだら、そのまま1日放置して乾かします。
仮止めのマスキングテープと傷防止フォルムを剥がして、ケースは完成です。
壁掛け棚作成
棚用の板、三角吊り金具、L字スチール金具。
板はホームセンター、金具は100均(セリア)にて購入しました。
三角吊り金具をビス留めしていきます。
L字スチール金具をビス留めしていきます。
完成です。
壁へ棚を取り付ける
壁にネジ留めは絶対にできません。
壁に若干の穴も空けれません。
そういう時には、この3ピンフックが便利です。
ピンが細いので、壁に刺しても抜いた後の穴が目立ちません。
100均にて売ってます(※写真はピンを取っています)。
ピン2本は上部固定用にして斜めに刺します。
下部はフックを付けず、押しピンのように刺して固定する。
棚取り付け完了です。
プラモデルをセッティングする
いよいよ待ちに待ったセッティングを行いたいと思います。
完成です。
デスクの右側に取り付けました。
度々目に入り、気持ちよく鑑賞でき、
子供の頃からの思いに馳せる事ができます。
制作を振り返る
ここで、この壁掛けディスプレイケースの制作を振り返りたいと思います。
制作費用
サンデーPET(透明樹脂板)・・・1280円
接着剤・・・・・・・・・・・・・627円
棚用板・・・・・・・・・・・・・437円
三角吊り金具・・・・・・・・・・110円
L字スチール金具・・・・・・・・・110円
壁面3ピン・・・・・・・・・・・・110円
材料費計・・・・・・・・・・・・2674円
制作した感想
①切断と接着が、思ったより難しかった。
●切断
カッターで1回では切断しきれないため、何回かに分けて切断していくのですが、1回の切断を軽めにして何度も切る事をおすすめします。
強く切ってしまうと、思った方向に進まず流れて違う方向に切ってしまいます。
●接着
接着については、注射針が付いたスポイトで接着液を付けていく訳ですが、誤って違うところに付けてしまうと、溶けてクリア面に跡が残ってしまいます。
ですので、注射針を接着箇所につけた状態でスポイトを押し、流し込む事をおすすめします。
次回作成時はもう少し確実に簡単にできる方法を考えたいと思います。
②思ったより金額が高くなった
全て100均で購入できればと考えましたが、自分の思い描いているクオリティーにはならないと思い、一部ホームセンターでの購入となりました。
ですので、当初考えていたより高くなってしまいました。
また、接着剤が高くなりましたが、次の機会にもまた使えるので良しとします。
③その他
今回で印象的だったのは、工作は比較的好きだった私でしたが、歳を取ったので老眼プラス手先器用さの退化で、細かい作業が思ったより出来なくなっていた事に、愕然としました。
色々と挑戦しておかないと、歳をとってしまうと何もできなくなってしまう…
まとめ
長い仮住まいアパート生活から、根を下ろした二世帯住宅での生活になりました。
だからこその、自作インテリアとなりました。
これまでは、そんなに(アパートに)長くいないので、インテリア製作は止めておこうという思いが強かったのです。
ですので、今回は満を持してのインテリア自作となりました。
見た目も満足し、このクオリティーで金額的にも悪くないと思います。
人件費を除いては、節約になったのではないでしょうか。